ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

働くことは生きることである。そして自分の時間とはなにか。《働くということ/黒井千次 著》

ども。ポッさんです。


毎日の仕事。追われる期限。乗り越えた先に待つ新たな仕事。


働くって大変。


仕事と自分の時間を分けて考えたくなるのも無理はない気がする。


でも考える。


自分の時間ってなんだろ。仕事は自分の時間ではないのかな。


いや。仕事も遊びも全てが自分の時間だろう。


どの時間も、自分の時間として、偏ることなく真剣に考えなければいけない、大事な時間なのだと、この本を読み、考えさせられた。


読んだ本はこれ。


働くということ/黒井千次 著(講談社現代新書/1982)


引用とポッさんメモ

表現された自己は常に行方不明となる運命を背負わされている、という問題も、今日の労働の条件の中には重く含まれていることが忘れられてはいけない。


仕事で自己を表現する。そしてその先にある物。人。これを想像しながら働かなければいけないのだと思う。


そしてそこに、手応えや、やりがいというものが見えてくる気がする。



自己表現を求めて、自己実現をはからんとする営為の切実さが共感の環に火をつけるのであり、共感の環の熱さがその営為を保証し、鼓舞しつつ人と人とを結びつけていくのだと考えられる。


自分の仕事で何を表現したいのか。


そして、想像する、自分の表現した仕事の先にある物や人に何を求められているのか。


この両者が、完全に一致することは無くとも、限りなく近づくことで自己は満たされるのではないかなと思う。


至るところ自己満足ではあるけれどもね。


でもそれ以外に何があるのさ。


人はそもそも自分の為にしか生きられない。




少し逸れたけど、ともかく大事なのは考え続けることなんだろうと思う。生きることは考え続けることだ。


働くことも考え続ければ、自然と生きることと直結していく。


そうすれば、仕事も、遊びも、生きている全ての時間を、自分の時間として誠実に捉えられるようになるのかもしれないなあ。


なんて真面目に考えたりもするけれどもさ。


働かずに暮らせるならそのほうがいい。


なんて思う自分もやっぱり居るね。