ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

【小説】 カラフル/森絵都


先日、森絵都さんの「カラフル」を読んだ時のことを、ふと思い出す。

児童文学を書く作家さん故に、とても読みやすく、さらさら読めた。

中高生向けのお話のようで、なんのその。もうちょっと、いやもっと長く生きてきた方にこそ。という小説であると思う。


カラフルだからこそ。より、その中の一色がとても大切なのだと感じる。


自分のその一色は何だろうか。何色だろうか。

何色も塗り重ねられて、だんだんと黒に近づいていたような気がする。

これでは黒に失礼か。何色がいいなどない。

でも、なんだかごちゃごちゃと曖昧な色のまま生きていると、何かと不健康だ。雑にもなる。

ちょっとはっきりした色も出しておかないと。なんて思った。

このブログも、ほんと曖昧な色味だし。笑

でも、この小説は装丁の色のような鮮やかな黄色一色を感じた。この作家さんの様々な色の中の、はっきりとした一色。黄色っていうのはあくまで自分が感じた色だけれども。(もしくは装丁によって意識づけられた)


本当にどんな色でもいい。色を感じられる小説が好きだ。


多分モヤモヤ色の自分がいるからだろうな。



イノセント。純白。


だったあの頃に戻りたい。あったっけ?


ポ。