ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

あなたは何を知るべきか。【小説】リバース/湊かなえ


湊かなえさんの、「リバース」を読んだ。


【目次】


何だか、コーヒーが飲みたくなるねぇ。


最後の最後まで、それくらいの感想しか抱いていなかった。珈琲小説か、これは。などと毒づきながら。ただ、最後にその事実を知らされ、驚き、暗い気持ちになった。


ああ。リバースってそういうことか。

知らないほうがよかったのか


普段の生活の中で、これは知らないほうがよかったとか、知りたくなかったと思うことが結構あったりする。

人に話をするときも、相手はこれを本当に知りたいだろうか、知ったとしたらどう思うだろうか。などと考えてしまう。

そう考えていくと、最終的に何も話せなくなってしまうのは、僕の悪い癖か。笑

世の中の無口な人達というのは、得てしてそういうものだろうと、勝手に思っている。

そんなことは、まあいいとして。

以前、読んだ本のあらすじはなるべく書かない、ということをこのブログに書いたけれども、本の内容や結末などは、知らずに読んだほうが面白いし、楽しめると思う。

もはや、あらすじとは言えないほど細部まで内容を書いていたり、所謂ネタバレといったものを書いたりしているのを見ると嫌気がさす。まあ、見なければいいだけなのだけれど。笑

だから、情報を受け取る側は、しっかり自分の意思を持って、本当に知りたいと思う情報に目を向け、耳を傾けなければいけないと思う。

情報過多。という言葉が消え去りそうなほど、世の中は余計な情報で溢れている。

と。ここまで書いて、そのような余計な情報を僕は書いているのではないかと気付く。笑


リバース。

無知の恐ろしさ


言動や行動には、細心の注意を払わなければいけないのだ。そして、世の中には、知らなくてもよいことも沢山あるけれど、知らなくてはいけないことも沢山ある。

知らなかったが故に。知らなかったでは済まされないことになるかもしれない。ああ怖い。

もしかしたら、気付かずに何か恐ろしいことを僕はしてしまっているのかもしれないのだ。

気をつけなければ。知らないということの恐ろしさというものを、この小説を読んで、最後の最後に気付かされた。

読んだ本



やはり、最後まで読んでみないとわからない。あまり好きな文章ではなかったし、途中までは特に何も感じることもなく、展開もまあ普通。そんな具合に読み進めていたのだけれど。

湊かなえさんは、イヤミス(読後にイヤな気持ちになるミステリー)の女王と言われているらしいのだけれど、なるほど。確かにイヤな気持ちになる最後だった。

何を知るべきか


僕は何を知るべきか。


まず、知らないことが多いということを知るべきだろう。話はそこからだ。


さっき、「イヤミス」という言葉を使ったけれど、これも知らなかった言葉である。

そして、テレビを持っていない僕は、この小説がドラマ化されているということも知らなかったのだ。まあ、本屋さんで知って、なんだか気になってしまって、それで購入したのだけれども。


いやあ。本当に知らないことが多すぎる。


多いけれども、その中で何を知るべきか、ちゃんと自分の頭で考えて行動しなければならないのだろうな。

心して生きよう。


なるたけ。




ポ。