ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

未来は予知できるか。【ミステリー小説】こわれもの/浦賀和宏

【目次】



浦賀和宏さんの小説、「こわれもの」を読んだ。

先日読んだ、「ifの悲劇」の作者さん。


www.digbooklog.com


結構前に発表された作品だけれども、たまたま立ち寄った古本屋さんで見つけ、購入。

もし、「ifの悲劇」を読んでいなかったら。そんなことを考える日は来ないだろうと、ブログに書いたのだけれど、意外とすぐにやってきた。笑

もし読んでいなかったら、目にとまらなかったかもしれない。

というか、あまりミステリーは読まないとも書いた気がするのだけれど、最近はどうも、ミステリーばかり読んでいる。

もともと雑食で、その時の気分で何でも読むので、まあ、そのうち気がついたら違う種類の本を読んでいるだろうと思う。笑

何にしろ、とにかくその時に読みたいと思った本を、気持ちに逆らわず読むスタイルは変わることはない。周りの目など、気にしない。とは言い切らないでおく。気になる時もある。

僕はこれからどんな本を読むのだろうか。誰にもわからない。多分。

いや。もしかしたら分かる人がいるのかもしれない。未来を予知できる人間が存在するとしたら。可能性は無きにしも非ず。というか僕はいるのではないかと思う。

未来が見えたら


既視感。デジャブ。これは、一瞬先の未来が見えている現象らしい。昔聞いた覚えがある。うろ覚えだけれども。

じゃぁ、もう少し先も見えそうではないか。安易すぎるか。笑

ただ。もし未来が見えて、その運命を決して変えられないのだとしたら。その未来が、自分にとって最悪の結果(人によって様々あると思うけれど)だとしたら。

どう足掻いても、結果は決して変わらない。逃げることもできない。どうするか。考えただけで恐ろしい。

こんなことを考えたことなど、一度も無かったけれど、今回、浦賀和宏さんの「こわれもの」を読んで、初めて考えさせられた。

そう。この小説には、未来を予知できる人間が登場するのだ。

特に考えさせられたのは、最後の1ページ。

僕ならどうしただろうか。そのような状況になることなど、あり得ないと思ってはいても、考えずにはいられなかった。答えは出ないままだけれど。

これから先、多分、この場面をふと思い出し、また考えることがあるのだろうと思う。

ん。何となく未来が見えたのは気のせいか。気のせいだろう。

今からどうするか


未来など分からなくていい。でも、出来る限り良い未来が来ることを願っている。いや。願っているだけではいけないか。

そうだ。作中にこんな言葉があった。

現在は過去の総和によって決定され、未来は現在の総和によって決定される。


過去にどんな失敗をしていようとも、今からの行いで未来は変えられるかもしれない。

現状維持が一番つまらない。そう自分に言い聞かせて、行動していきたい。

まあ。言うのは簡単だ。

でも、このブログを残しておけば、また見ることもあるだろう。見れば思い出すということもある。

というか、別にこのような事を書きたかったわけではない。ブログを書いていると、いつも話が勝手に逸れていく。

やはり未来など分からない。

読んだ本



最後の二転三転の展開は、息が詰まった。予想していたところに行ったかと思いきや、また違う展開。あ、やっぱり。と思ったら、また新たな展開へ。

面白かった。

浦賀和宏さんの小説、もっと読んでみようと思う。


ポ。