ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

『犬はどこだ』米澤穂信【ミステリー小説】

【目次】

ミステリー月間。ということにしたわけだけれども、僕はミステリー小説にハマってしまったというよりも、米澤穂信さんの小説にハマってしまったというほうが正しいかもしれない。

もはや、米澤穂信月間ということにしてしまおうかというところだ。

まあ、今月中とは言わないけれども、とりあえず発表された米澤穂信さんの作品を全て読んでみたいと思っている。

僕は、結構な気分屋で飽きっぽい性格なので、普段は流れに身を任せ、読む本は選ぶたちだけれど、たまにはこういうのもいいかなと思う。

そもそも皆は、どのように読む本を選んでいるのだろう。気になるところではある。

広く浅い僕の読書遍歴。いや。広くもない。1人の作家さんの本を、これでもかと深く読みこむようなタイプの人に対する、憧れのような気持ちがあるような気もする。

これは読書だけではない。音楽やスポーツなどに関してもそうで、何でもかんでもとりあえず手を出して、さらりと体験して、また別の所へ。

何だかなぁ。と、度々感じてはいた。

だから、今回は。今度こそは。ということでは全くない。ただの後付けの動機である。お許しを。

さらっと内容


ということで、米澤穂信さんの『犬はどこだ』という小説を読んだ。

犬捜し。これを主な業務内容とするつもりで、開業した調査事務所だったのだけれど、舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書解読。

依頼人も違う、この別々の2つの依頼を、主人公とその助手がそれぞれ請け負い、調査していく。

それをその2人それぞれの視点で、章立てて進んでいく。そして段々とそれらが。。

主人公と助手。それぞれ一人称で書かれているから面白い。ミステリー小説ではよくある手法なのだろうか。


さておき。

お気に入りはハンペー


僕が気に入ったのは助手。ハンペー。

ハードボイルド探偵に憧れを抱く若者。そのベタなイメージと、担当することになった調査内容とのギャップに落胆しつつも、無難に業務をこなす。

登場した時は、なんだか軽そうなやつだな。くらいのイメージだったけれども。意外と。

まあ、人を見た目で判断してはいけない。見てはいないが。笑

そんな意外とデキる男だったハンペー。そのハンペーの言葉にこんなものがあった。

俺はあらゆることに半可通であり、どんな分野においても半端者だ。大抵のことはわざわざ教わるでもなくこなせたため、それ以上の深入りをすることはなかった。
だからだろう。過去、実に23年間、こうした体験をしたことがなかったのは。
つまり、知識が認識を変えるという体験を。


前半部分は、ブログの最初で書いた自分の話と共通する。半可通で半端者。ぐさり。

そして。知識が認識を変える。頭では理解しているつもりでも、そこに至るまでの深入りをしなければ、体験出来ないものだろうと思う。

浅い知識では、認識を変えるに至らないだろうということだ。

アインシュタインは、『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクション』と言った。その頑丈な殻を壊すには、深い知識が必要なのだろうと思う。

だから僕は、1人の作家さんの小説を深く読み込もうと決めたのだ。


というわけでもない。そう。これも後付け。今、書きながら思いついた。

結局言いたいのは


そんな、流れに身を任せっぱなしの僕に、他に流れることなく、米澤穂信さんの小説を全て読むなんてことが出来るだろうか。


とは言うが。


そこまで真剣に考えているわけでもないんだけれど。笑

結局、面白いから読むのであって、無理をしてまで読むわけではないからさ。

だからさ。何だかんだと書いたけれど、つまりは何が言いたいかって。米澤穂信さんの小説は面白いよ。っていうことが言いたいだけなのだ。いやホント。

読んだことがない人で、もし興味があるようなら読んでみてほしいなと思う。


つまらないお話にお付き合いいただいて感謝。



次は『ボトルネック』という小説を読んでいる。

さて。どこまで続けることが出来るかな。


米澤穂信さんの、その他の作品↓

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