ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

『さよなら妖精』米澤穂信【ミステリー小説】語彙力。

【目次】



会者定離。

本来は、『生者必滅会者定離』で、一つの意味を成すらしい。

まあ、別にどっちでもいいけれど。出会えばいつか別れもくるのだ。だから一つ一つの出会いを大切に。なんて思ったことは特には無い。

大体、別れた後に気づく。そんなものだ。そしてそれは意外と簡単に忘れさられる。そんなものだ。

それでいいのかもしれない。けれども、偶に思い出してみるのも、いいのかもしれない。

そう。なんというか、まさに今、その「偶に」が。つまりは、そんな小説を読んだのだ。米澤穂信さんの小説『さよなら妖精』だ。

この小説は良かった。他人はどうか知らないけれど、僕は好きだ。

さらっと内容


主人公は高校生。ある日、異国の地からやってきた少女と出会う。そして二ヶ月後、少女は自分の国へと帰っていく。

少女は何処の国へ帰ったのか。記憶の中から、その謎を解き明かす。

何故、主人公は、少女が何処の国へ帰ったのかを考えなければならなかったのか。それが、読み進めると段々と分かってくる。そして何故それを、少女は言わなかったのか。

まあ、そんな出会いと別れのミステリー。

それくらいにしておいて。

語彙力


会話にこのようなものがあった。

合縁奇縁。女と女の出会いに使うのはおかしいけれど、この二ヶ月はちょっと異なもの味なものだったわ。それでもやっぱり会者定離。わたしもまだ、愛別離苦を苦諦できるほど人間できてないみたいね。

まあ、高校生の言葉とは思えない。笑

というか、僕は、この歳になってもこのような会話などしたことはない。僕の語彙力不足は否めない。

でも本を読むことで、こういった言葉たちと出会うことが出来たりもする。読書の効用というやつの一つだろう。

そして、その言葉をブログに書くということで、それを覚えるということが出来たりもするのかもしれない。などと考えて、会者定離という言葉を書き始めに使ってみた次第。

人だけではないのかもしれないな。出会いとは。言葉もそうなのだ。

ということは、別れはいずれやってくる。会者定離。この言葉も多分僕の中から消え去るのだろう。意外と簡単に。いや、それではいけない。

言葉を知るということは、その言葉を使うということだ。意味を知っているだけでは意味がない。のかもしれない。

やはり、いいなと思った言葉や言い回しなどは、どんどん使っていかないと身にはつかないのだろうなと、思う。

いやはや、もう少しまともな文章が書けるようになりたいものだねえ。

と、完全に話は逸れていったけれども、逸れたついでに思ったのは、米澤穂信さんの小説には、僕の好みの言葉や言い回しが多いなということだ。

きっと、そういうところが嫌いだという人もいるという気もするけれども、気にしないことにする。

僕の一番身近な人が、多分そうではないかという気がするが。笑

今度勧めてみようかな。


ともあれ、米澤穂信月間。まずまず順調というところか。さてと、次はあれを読むよ。


小説も出会いか。ということは。。


しつこい。書きゃいいってものでもない。



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