ポッさんの読書散歩

読書はきっかけ。そして動きだす。日常とつながる読書日記。ときどき雑記。

【アガサクリスティ】初心者向け『ポワロシリーズ』のおすすめ作品1+3



さて、いきなりだけれども。


誰もが知ってる有名なベルギー人と言われて思い浮かぶのは?


卵型の頭。ピンとした口髭。そして、緑色の目をキラキラ輝かせる小男。そう。エルキュール・ポワロだよね。


あ、違ったかな?笑


でも僕の中では、すっかりそういうことになってしまったのだよ、モナミ。(モナミ=わが友よ)


ポワロには、大して役にも立たないし、居なくてもいいんじゃないかと思わせるけれど、でも居なきゃ居ないで物足りない、なんだか段々クセになる男、ヘイスティングズという相棒がいる。そしてポワロは、その相棒のヘイスティングズのことを、このように、「モナミ」と呼ぶのだ。


こうやって、僕はすぐに小説の中の言葉などに影響され、使ってみたくなる。笑



そして、そのエルキュール・ポワロの生みの親といえば、アガサクリスティ。ということで、僕はすっかりブログを書くのを忘れ、ひたすらアガサクリスティの小説ばかり読んでいたわけである。しかも、2冊目以降ポワロものばっかり読んでいた。


まあ、相も変わらずミステリー初心者ではあるけれども、読み終えたアガサクリスティの小説の中の、ポワロものの中から、僕なりのおすすめを紹介してみようと思う。おすすめというよりも、お気に入りといったほうが正しいかも。


僕と同じように、ミステリー初心者だ、という人のお役に立てれば、これ幸い。


と言っても、アガサクリスティの作品は数多く、ポワロものだけでも、まだまだ未読の作品も多い。まあ、気長に構えて、徐々に読みながら、随時この記事を更新していこうかなと思う。


こうやって、勝手にランク付けしたり、記録に残すのも楽しそうだ。完全な自己満足だけれども、許してくれたまえ、モナミ。しつこい。笑

どれから読もうか


さて。言わずもがな、アガサクリスティの作品は、本当にどれも面白いのだけれども、まず最初に何を読んだらいいのかな、なんて迷ってる人もいるのではないかと思う。


そこでまず言いたい。どうせどれも面白いんだし(読んだ中で一つだけ面白くないのがあったけど)、最早どれからでもいいのではないかということを。


こんなブログを読んでいる暇があるのなら、どれでもいいから、さっさとアガサクリスティの小説を買って読んだほうが、よっぽどいい。笑


なんてね。そんなことは分かっていても迷うんだよね。僕も迷ったもの。ここはまず、有名な作品からでいいと思う。因みに僕が最初に読んだのは『そして誰もいなくなった』だった。これはポワロものではないけれども。



『ポワロ』最初に読むならこれ


ということで、どれから読もうか迷っている人のために、よく知られているアガサクリスティの作品の中のポワロものの中から、まず最初に読むのに向いていると僕が思う作品、1つだけを選んだ。


それは。


『ABC殺人事件』

注意することだーポアロのもとに届けられた挑戦状。その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地名でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され…。


まあ、鉄板でございますがね。


アガサクリスティの作品は、どれもとても読みやすいのだけれども、この『ABC殺人事件』は、特に読みやすい。展開が分かりやすくてテンポも良く、サラサラっと最後まで読めて、ミステリーの要素もしっかりで、とてもバランスのいい作品だと思う。


これは、最初に読むのには最適ではないかと。アガサクリスティに限らず、ミステリー小説を全然読んだことのない人にも、バッチリおすすめのお気に入り作品である。


おバカ単細胞、ヘイスティングズも登場するよ。(他人のこと言えないけど。笑


では、続いて。

『ポワロ』おすすめ 3作 (初心者目線)


まあ、初心者目線ということで、謎解きの楽しさを存分に味わえて、エンターテイメント性が強いという、読みやすさが第一基準。


あとは、登場人物の魅力など、僕の独断。笑


では、一つ目。

『アクロイド殺し』

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の義子が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…。


有名な作品。最後、その真相にはきっと驚かされる。有名な作品ゆえに、読んだことはなくても、内容は知っているという人もいると思うのだけれど、それでも読めばきっと楽しめるはず。


そして、キャロラインという、とても魅力的な女性が登場する。とてもスパイシーで、読んだ中では一番の僕のお気に入り。


残念ながら、この作品には、ヘイスティングズくんは登場せず。


では、二つ目。

『邪悪の家』

名探偵ポアロが出会った美女ニックは、古びた邸の所有者であった。彼女は「三度も命を狙われた」ことを告白するが、まさにその最中、ポアロの目の前で彼女の帽子が撃ち抜かれた!ポアロは真相を探るべく邸に赴くが、手がかりはまったくつかめない。不安が支配する中、邸でパーティが催されることになるが…。


これも、丁寧で良く出来てるなぁと思う。やはり最後の真相にはびっくり。


作品の途中で、登場人物の名前や特徴などを、ポワロがリストにして書いてくれていたりして、内容や筋を理解しやすかった。(初心者おすすめポイント)


これはヘイスティングズくん登場。マラリアによる発熱で、肝心なところで役に立たない。というかいつもあまり役には立っていない。笑



で、三つ目。

『スタイルズ荘の怪事件』

旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。


これは、出版されたアガサクリスティの最初の作品で、ポワロ初登場。


ヘイスティングズくんも初登場。


2人ともまだ個性が定まっていないけれど、なんだかそこが良い。ポワロはなんだか飛び跳ねたりして元気だし、ヘイスティングズくんは、会って間もない女性にいきなりプロポーズしてるし。笑


ポワロものを何冊か読んでから、この作品を読んだけれど、なんだか一気にこの2人を好きになったのである。

『ポワロ』と『ヘイスティングズ』


この2人はなんだか親子みたいで、その掛け合いがとても面白い。大体ポアロがヘイスティングズくんを馬鹿にしているような会話が多いけれど、でもそこに愛情を感じる。


唯一、あまり面白くなかった『ビッグ4』という作品があるのだけれど、しかしながら、ポワロとヘイスティングズのお互いを思いやる気持ちがすごく伝わってくる作品で、無下にはできず。


その辺も踏まえながら、今度はお気に入りの会話を抜粋して、紹介してみようかな。本当に、ポワロのヘイスティングズくんを馬鹿にする言葉の数々が凄いのだ。笑


その辺も楽しめるのが、ポワロものの醍醐味でもある。

他にもまだまだあるよ


今回紹介した作品以外も、アガサクリスティの作品は、みんな面白くて楽しめるものばかりなので、是非、読んでみて感じてほしいなと思う。


僕もまだまだ未読の作品も多いし、これからどしどし読んでいこうと思う。とても楽しみである。



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